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知恵を求めて [日常的思考の可能性]

二年のとき、私たちのクラスは理科の実験室の二階で廊下の部分が要らないのでその部分を広く取ってある大部屋になったことで、ストーブの能力では部屋全体を温めきれないという問題があり、寒さのためか、他に何らかの理由があるのかはいちいち詮索しないが、夏子がのびることになる。
その教訓から冬季の間この大部屋はビニールが北の窓を中心に張られることと成る。今でも時々先生の家を訪問するとこの種類の工作は得意で家のあちこちを手直ししているらしい。

後日といってもかなり時間が経っているが夏子に確認したが記憶にないらしい。【その件に関して先生のほうから、ビニールを張ったことに対する説明があったはずである。知識と知恵の関係とハード及びソフトの関係についてである。この関係を解説してあるものが、クリエイテブマインドとそのプロセスです。クリエイテブ・ライフ参照。】
春先から大部屋の利点を生かして鉢植えの花を飾るようになった。大体、教室に鉢植えをおいてあるところは二組しかなかったように記憶している。【こんな優しさも持ち合わせていたのである。】ただ、先生同士仲良かったのだか理由は定かではないが、一年下の谷口先生のクラスでは真似をしていたようである。卒業の時、植木鉢とバット及びボールはそのクラスに譲ることとして【是はホームルームで先生から提案されて皆が賛成してそのようになった。】それぞれの路に旅立ったのである。

この問題も生活の中でどのように工夫、改善すればベターな方法であるかという生き方や考え方を示唆していると考えられるのであるが、恐らく、所得倍増計画の始めの時期に、時代の変化の真只中に、自分の教え子を送り出す、しかも、早い人は中学を卒業しただけの状態でのことに何らかの危惧を感じていたのかも知れないので、生活しながら考えるということ、実体験を通じて学ばせようとした節があると思っているのは私ばかりではないと考えている。【日常的思考の可能性、及びついで学】

現に健次郎が、先生に「ああいう言う風にしてきたことは指導要項にあったのですか。」と聞いていた事がある。彼の言う所の「ああいう風には」どういうことを言うのかわからないけれど、・・・。【卒業して恐らく30年ぐらい経った頃の同級会でのこと,大和屋の時か,峰子の幹事の時でワシントンホテルの時かも知れない。】「そんなものはなかった。」と先生は答えていたものと思えるが健次郎に確認して見ないとなんともいえない。先生は付け加えて「今では到底できることでは無いと思う。」といっていた。健次郎も納得していたようである。健次郎がそのことのほかに何を感じ、何を思ったかは話をしていないので、一度聞いてみたいと考えているがいまだ実現せずにいる。

また、この問題は、後日住宅事情の変化の折にペアガラスなるものが出てきたのであるが、私たちはすでにかなり前にこのことをガラスではないが実行していたので、特許だの工業所有権などの勉強をするようになり、後の祭りになっていることに気が付く次第である。二組のだれもが気が付いていなかったと言う事で、先生も、私も、忠雄も、物理や数学に強かった健次郎も、現在建築関係の仕事をしている久雄も、直忠も,和光も、決定的当事者の夏子も、これで権利になっていたとしたらと考えると、後の祭りとは概してこういうものかも知れない。ただ、先生の発想力には感心していたと言うことである。【空気の対流を区分で区切ることで熱の伝導率が極端に低下する。】後日、クリエイテブマインド【創造的精神】とは恐らくこんなものではないだろうかというイメージを抱くきっかけになった。


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