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コース別授業始まる。 [選択授業]

三年の二学期にもなると選択と言う時間が設けられていて、進学組み、就職組みに分かれて勉強することになる。進学組みは英語、数学の時間が多く、就職組みは、職業の時間が多くなっていたようである。今思えば、必ずしも厳格に区分けされていたものではなかった。進学コースを選んだ人でも就職している人が何人もいたようだ。

またその頃、北校舎の給食室の反対の、廊下で4組との壁のところに【現在は北校舎が取り壊されて役場の駐車場か、役場の建物の一部に懸かっているものと思う。】掲示板が設けられていて、連絡事項や写真ニュースが貼られていた。

出光石油の日章丸が進水したことや【当時としては世界最大の石油タンカーで13万トンだったような気がする。】戦後最初の国産飛行機YS‐11のテスト飛行をしているものが掲載されていて、生徒たちの間での会話にも登場していた。

「何でもイギリスのロールスロイルのエンジンを使っているらしい。」「翼は胴体の上のほうについていたほうが、機体が安定するらしい。」と言えば「重心が下に来るではないか。」と応酬する。「そういえば飛行艇なんかは海に着水するので、胴体の上についているほうが、高い波でも降りられるし、羽に波が当たるということも避けられる。」「それって一石二鳥になっていると言うことか。」今で言うところのコンセプトに関するやり取りをしていることになる。「離着陸距離が短いので、日本列島の小島の空港には最適な構造に成っているらしい。」「ジェットエンジンに羽がついているらしい、どうもターボーフロプというようだ。」渡辺などは特に詳しかった。「これなら松本空港でも降りられるなぁ。」等等華やかな会話が交わされていたと思う。

この片田舎の村にも、工業化の足音と共に近代化の話題に包まれ始めていた。


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