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もう一冊の本 [ユダヤ人の発想]

M・トケイヤー著 加瀬英明訳 徳間書店から出版になっています。

この本はユダヤ教の経典「タルムード」を解説しているものと思います。

何年か前にベストセラーになったような気がしています(ベストセラーは何年間か足ってから読み直して見ることにしています。)。以下、私なりの解釈とこの本の中から幾分かの抜粋を投稿しておきましょう。

表題の「ユダヤ人の発想」の中ではそんなに触れらていませんが、タルムードの書式というか、記載の仕方はテーマが常に真ん中にあります。そこから、テーマに関連する事柄が外部に展開されています。そして、おそらく、テーマに近いと思われる事柄から段々外側に記載されているのではないでしょうか。つまり次ぎのことを言いたいのではないでしょうか。思想を持っている者はその思想に関する事柄の「どういう方法で」「優先順位」を体系化しているのでしょう。

そして、一番外側にはテーマと反対の記述が書かれている箇所がいくつかある。異なる意見や、異なる人の存在を認めようとすることではないかと思っております。弁証法的な記述になっているといえましょう。もちろん、弁証法を確立したとされているヘーゲルもマルクスもユダヤ人でした。彼らはタルムーズのこの記述を高めたものと解釈しています。

他人の存在と異なる考え方を認める所から、その違いを認識する所から、全てが始まっているのでしょう。

これを「立体的思考のもつ可能性」と呼んでおきましょう。何も「あれかこれか。」の二者択一ではなくても良い。もっと、多次元で立体的に「多次元弁証法的華昇り術」の解決方法がないわけじゃない。

次にこの中に書かれている事柄がすべて現在形で書かれています。紀元前に記載されたものでも今に生きているといえます。人間の考え方はその時代と対して変わってはいないのでしょう。

そして、何よりもタルムードは質問の精神によって貫かれている。「タルムードは回答の書であるとともに熱心な質問の書である。」

人間は質問することによって、よりいっそう高次の人間となるのである。

質問することは学ぶことの第一歩である。といわれているように、学問はならうことだけではない。習うということは受身のことであり、質問するということは積極的に自分から学ぼうとすることである。好奇心のない人は成功しない。~。」

もっと多くの事柄について記載していますが、長くなってしまいます。訳本で充分ですので一度求められて読んで見て頂ければ幸いです。
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そして、私の「夢ナビノート」は立体的になっているのはこの教訓が生かされているからにほかなりません。


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