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学際と日常的思考の可能性について [本の紹介を兼ねて]

生活者の学問
 ここに一冊の本がある。上記のここと関わりがあるのでここに並べつさせていただくことにした。【危ない食品から家族を守る法】と言う題名で津村喬著 光文社刊になっている。

一度じっくり読んでみるべき本である。スペースの関係でその多くの事柄に言及したいと考えているが、原書を手にとって読んでいただいたほうが良いと判断している。

その書き出し、いわいるプロローグから食卓の怪談で始まり、接着合成ステーキは出てくるは、醤油のアミノ酸が髪の毛から誘導していることや(現在はそんなことは無いとは思われますが、・・・・・。)、驚くような内容が食品の世界で展開されている(最近、その一端が垣間見るような偽装事件が明るみに出てきたではないか。)。

その一方で、安くて美味しいうどんを提供し続ける努力を克明に記している。そのような事を「生活者の学問」として捕らえてみることで、彼の言葉を借りれば【アカデミズムではない、もう一つの、もっと実践的、実用的な学問と言うのが、見えてきそうな気がする。

其れは、農学から物理・化学までを含んだ【科学】であると同時に、・・・・【芸術】でもあり、其れをわずか350円の値段で出せる【経済学】でも有り、日本の食糧事情をここまでだめにしてしまった状況を無言のうちに撃つ【政治学】でもある。】と言う表現こそ私が長く拘ってきた【日常的思考の可能性】ではなかったのかと思う。

生活の側から、モノを通じて、自然と人間の摂理を考えていく姿勢は学ぶことが出来るはずである。其れは、誰でも素材とまっすぐに向き合い、そこから、生きていくための自分流の【学問】を構築していくことの必要性に言及している。

長い間、この事を追求してきました。素材とのコミニケィーションと言うことである。まさに、生活は多くの教材を提供し続けてくれる。感性で捕らえたものを自分流の言葉で表現すればよいではないか。テクニカルタームなど無縁であるが、実践的で実用的な学びの世界が広がってくる事を実感していただきたいものである。

この本の優れている所は、GRSA思想(昔から、経験的に長い間食べ続けられてきたものは安全であるとする考え方)に関する事柄を日常的なおっぱい料理と言う領域から理解されやすい方法を持って述べているところであり、「死に至る宴」として展開され「生延びる為のレッスン」として課題と解決する手段を提供している所にある。

全国でさまざまな展開や試みを取り上げて具体的に述べているところである。書店で求められじっくり向き合っていただきたい本である。季節もまた良い時期になっている。

詳しいことはそちらを参照していただきたい。

注 この記事は表題を変えてありますが、いくつかあるブログ同時投稿済みのものです。

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