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かなり若いころの記憶 ブログトップ

違いのわかる男 [かなり若いころの記憶]

かなり若いころのことである。用事があって先輩の家を訪ねたことがある。

「お前、よいところにきた。今から出かけるけれど、付いて来い」と言われた。「どこへ行くのか」と聞くと、「10時からⅩ氏の講演会がある。聞きに行こうと思っているのだ」「それはよいけれど、X氏は先輩とは意見が違うのじゃなかったっけ、・・・・・・。」「違う意見の持ち主だからわざわざ聞きに行こうと思っているのだ。おんなじことなら、いまさら聞く必要は無いじゃ無いか」

「なるほど、違いを鮮明にしておこうとしているのだな」とおもって付いていった。一時間ちょつと聞いていた。
その後、喫茶店で「どう思った」と聞かれた。「視点が違えばああいう考え方もあるものだなぁ」と感じた。
「そうだそれでよい。そして、記憶の片隅に今日のことを覚えておくことだ」

それ以後、意見の違う人の言葉を注意深く聞けるようになった。「聞く耳を持つと言うことかもしれないなぁ」と思った。そして、勤めて、彼らを友人としてきたつもりである。

中学生時代に、パネルデスカッションをした先生の意図が良く理解できた。


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